7/2 主日礼拝「エリヤの苦悩」

聖書箇所 I 列王記 19:1~14

 

 本日の聖書箇所には、苦悩する預言者エリヤの姿があります。どうして彼は苦しんだのでしょうか。

その背景にはカルメル山でバアルの預言者450人とアシェラの預言者400人に対して、エリヤは、ただ一人

戦いを挑みました。生ける真の神様は、エリヤの祈りに応えられて、天からの火をもっていけにえの雄牛を

焼き尽くされたのです。こうしてエリヤは戦いに勝利したのです。そこでエリヤはバアルの預言者たちを

殺しました(18:16~40)

 この出来事を知った北イスラエル王アハゾの妻イゼベルは、大変怒りエリヤを殺そうとしたのです。

そこでエリヤはイゼベルから逃げ、逃亡の途中で自らの死を願いました。このような中で預言者エリヤは

一度も神様に助けを求めて祈っていないのです。彼の信仰はどうしたのでしょうか。

 彼が苦悩する中で、神様はエリヤを助け、強められました。また「ここで何をしているのか」と主の

語りかけを聞いたのです。主からの語りかけによって、エリヤは自分の立ち位置を悟り、使命が与えられて

再び立ち上がったのです。神様は、あなたと共におられ、力を与え、励まされます。