1/14 主日礼拝「教会はすばらしいところ」

聖書箇所 使徒 20:28

あなたがたは自分自身と群れの全体とに気を配りなさい。聖霊は、神がご自身の血をもって買い取られた神の教会を牧させるために、あなたがたを群れの監督にお立てになったのです。

 

 教会とは主イエス様を信じる人々の集まりであり、言うまでもなく建物や人数ではありません。この箇所で教会は、「神がご自身の血を持って買い取られた神の教会」とあります。神様が主イエス様の十字架の贖いという犠牲を持ってこの地上にお建て下さったのです。では教会の素晴らしいところは何でしょうか。この章の筆者パウロは当時の最高学者であり、熱心なユダヤ教の信者であったあまりキリスト教を迫害しました。そのパウロが旅の途中で復活されたイエス様と出会い、罪人(つみびと)であることを示され、かつ罪を許されたのです。教会とは、罪人の私がいられるところです。教会は、いわゆる聖人、君子のような、道徳的、倫理的に立派な人が集まる所ではありません。罪許された者が集っているところなのです。ですから主イエス様の愛による赦しによって罪人の私がいられるところなのです。また私達は神の家族の一員として、教会の誰かが喜べば皆で喜び合い、誰かが痛めば皆が痛むのです。こうして喜びと痛みを分かち合えるところなのです。