6/17 主日礼拝「主の民となった」

聖書箇所 申命記 27:1~10

ついで、モーセとレビ人の祭司たちとは、すべてのイスラエル人に告げて言った。静まりなさい。イスラエルよ。聞きなさい。きょう、あなたは、あなたの神、主の民となった。

 

 この聖書箇所では、エジプトを出て、まもなくヨルダン川を渡って約束の地カナンに入ろうとしていたイスラエルの民にモーセと祭司たちはあなた方は神様により「主の民とされた」と宣言しました。このことは、神様がイスラエルの民と契約を結ばれたことによるのです。遡って、申命記4章23節神様は、シナイ山でイスラエルの民と契約を結ばれた、と記されてますこれはシナイ契約と呼ばれており、神様の主権に基づく民への契約でした。しかし、それ以降も民は、荒野の40年間、神様に対して不平、不満、不従順の歩みであったため主を怒らせたのです、そこで神様は再び契約を更新されました。民が、約束の地に入ったなら、「主の民となった」者として、その地でみ言葉従うようにと契約を更新されたのです。今を生きる私たちも、十字架の恵みとあわれみにより、罪を許されて主の民とされています。そのことを心にきざんで歩んでいきたいと思います。