8/12 主日礼拝「主の怒りと憐れみ」

聖書箇所 Ⅱ列王記 13:1~9

私たちの罪に従って私たちを扱うことをせず、私たちの咎にしたがって私たちに報いることもない。(詩篇 103:10)

 

今日の聖書箇所には、北イスラエル王国エホアハズのことが記されています。2節で王は、民に対して罪を犯させたと非難されています。彼はどのような罪を行ったのでしょうか。それは、ヤロブアム王の罪であった金の子牛を民に拝ませたのです。この罪は、王自身だけに留まらず民を真の神様から引き離すものでした。この様に罪は、自分だけでなく他の人にも悪い影響を与えるものなのです。3節で神様は、罪を犯し続けるエホアハズ王に対して怒られました。神様の怒りは、北イスラエル王国をアラム王ハザエルの支配下に置かれたのです。神様はエホアハズ王の罪を放置されませんでした。神様は必ず罪を裁かれるお方なのです。4節で民に罪を犯させる悪い王でしたが、それでも神様は、憐れんで下さり、アラムの支配から解放されたのです。主は、ダビデの家系を王として、救い主がダビデの家系から出ることを啓示したダビデ契約によって、なおも憐れみを注がれたのです。