10/14 主日礼拝「一つの若枝を起こす」

聖書箇所 エレミヤ 23:1~8

その日、わたしは、ダビデに一つの正しい若枝を起こす。彼は王となって治め、栄えて、この国に公義と正義を行う。

 

預言者エレミヤは、神様の裁きによってエルサレム崩壊と民のバビロン捕囚を預言しました。その預言の通りに南ユダ王国は、最後の王ヒデキヤの時代、新バビロニヤによって紀元前586年エルサレムは破壊され王国は滅びました。民がバビロンに捕囚として連れて行かれると言う最悪の状況の中で,、エレミヤは、捕囚の民を励まし希望を語りました。それは、祖国エルサレムに帰還する約束の預言であり、ダビデの家系から一つの若枝が起こる約束の預言でした。「一つの若枝が起こる」とは、民が待望していたメシアなるキリストの誕生であったのです。キリストの誕生は、イスラエルという民族に留まらず、全世界のメシアとしての誕生でした。そしてエレミヤの預言の成就として主イエス様は歴史に誕生されたのです。主イエス様の誕生によって、全世界に教会が誕生し、世界中の民が、それぞれの教会に集い礼拝をささげていますまた「わたしの群れの残りの者」とある、信仰や教会から遠ざかっている人々をも神の国にたちかえるよう呼びかけ働きかけておられます。