11/4 主日礼拝「幸いを願われる神様」

聖書箇所 エレミヤ 32:36~41

わたしは彼らを幸福にして、彼らをわたしの喜びとし、真実をもって、心を尽くし思いを尽くして、彼らをこの国に植えよう。

 

預言者エレミヤは、旧約のこの箇所でイスラエルの民の幸いを願われる神様がおられることを預言しました。それは、イスラエルの民が再び祖国に帰還することでした。しかしこの時の南ユダ王国は、バビロンによって崩壊される状況にありました。民は神様を捨て、神様に立ち返らないで背教の道を歩んでいたのです。そして、ついに神様からの民の罪に対する裁きが下され、紀元前586年新バビロニヤ帝国によって滅ぼされたのです。民はバビロンに捕囚として移されました。しかし約70年後にペルシャ帝国クロス王によって、民は捕囚から解放され、祖国に帰還出来たのです。エレミヤの預言は実現しました。このことは、民の背きにもかかわらず、幸いを願われる神様の思いがあったからです。また40節には、神様から歩み寄って来られて、幸いのために永遠の契約を結んでくださりました。真実を持って愛を注いでくださる神様に感謝したいと思います