12/9 主日礼拝「クリスマスを待つマリヤ」

聖書箇所 ルカ 1:26~38

マリヤは言った。「ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどうりこの身になりますように。」こうして御使いは彼女から去っていった。

 

御使いガブリエルは、神様からの祝福の使信を携えてナザレに住むマリヤに現れました。この時マリヤは、少女で処女でした。天使ガブリエルは、「おめでとう。恵まれた方。」(原文では神様から恵みを頂きました。喜びなさい)と神様からの使信を語りました。また御使いは、「御覧なさい。あなたはみごもって、男の子を生みます」と救い主イエス・キリストの誕生を知らせたのです。マリヤは天使の告知を受けた時、驚きつつも喜び、主に賛美をささげました。私が神のお子を宿すという、そこに人間の考えや思いをはるかに超えて、神様のみ業がなされるのです。マリヤは心から主のみ業を賛美したのです。一方「どうして、そのようなことになりましょう」とマリヤは困惑の返答をしています。自分が未婚の母になるという戸惑いです。しかしマリヤは、戸惑い困惑しながらも、主のお言葉を受け入れ従ったのです。様々な状況の中で、自分都合を優先してお言葉を受け入れがちですが、マリヤのように、「どうして」と言う思いがあっても、従順に聞き従うことが大切です。そのような気持ちを持ってクリスマスを待ち望みましょう。