12/16 主日礼拝「マリヤの賛歌」

聖書箇所 ルカ 1:46~55

マリヤは言った。「わがたましいは主をあがめ、わが霊は、わが救い主なる神を喜びたたえます。」

 

御使いガブリエルから受胎告知の使信を受けたマリヤは、親類のエリサベツの所に行き伝えました。そして共に喜び、主を賛美しました。この時の賛美が「マリヤの賛歌」ですマリヤはどのようなことを賛美したのでしょうか。それは神様の憐れみを賛美したのです。この憐れみは、契約関係の中で契約を真実に果たすためであったのです。神様は、イスラエルの民と契約を結ばれ、民が律法を守り、神様に従うことを求められました。しかし民は、契約を破り、神様を捨てました。それで神様はイスラエルを滅ぼされたのです。それでもなお神様の憐れみはマリヤとイスラエルに注がれたのです。またマリヤは、「覚えておられた」神様を賛美しました。神様は契約におけるあわれみを忘れなかったのです。イスラエルの民は、忘れましたが神様は、決して忘れず、覚えておられたのです。時至って、覚えておられた契約の憐れみが実現しました。主イエスの誕生です。二千余年後の今も全世界でリスマスをお祝いしています