6/23 主日礼拝「右の頬を打つものには」高氏博史牧師

聖書箇所 マタイ 5:38~42

しかし、わたしはあなたがたに言います。悪い者に手向かってはいけません。あなたの右の頬を打つような者には、左の頬も向けなさい。

 

<高氏牧師の証し要約>

牧師が神様と出会ったのは、地元を離れて自衛官になった時に、同僚が持っていた聖書に出くわしたことがきっかけでした。

この節は有名な山上の垂訓の教えの一節です。「悪いものに手向かってはいけません…」 。通常の人にはなかなか実践できないことであり、牧師も未信者の頃は良心の内では、そう思うことがあっても行動できないことで、罪を意識することがありましたが、そのような時に聖書に出会って心の闇を照らす光となりました。

その後、通信教育や「百万人の福音」でキリスト教の理解を深めていきましたが、信じることを阻んだのは、「聖書の神、多くの奇跡を起こした神は存在するのか?」ということでした。そしてまず祈ることから始めようと思い、「聖書の神様がおられるなら、信じられるように助けてください」と祈っていくと、神様が寄り添われて神様と出会う体験をしました。その後、聖書でのイエス様の行いが信じられるようになりました。また死に関しても、祖父や戦死した父の仏式葬や仏壇に祀られるイメージしかなかったのですが、イエス様を通して死後の復活を信じることができるようになって、受洗に至りました。さらに祈祷会などで聖歌で賛美したりするうちに献身の思いがわいてきました。

その後にクリスチャン系の会社に移って、社長の計らいによって神学校に行く機会を与えていただき牧師として献身に導かれました。この一連の働きはクリスチャンになる前から、神様がずっと導いて頂いたことを強く思わされます。今このように神の国のために人生を捧げることを最高の栄誉であると思います。