7/7 主日礼拝「模範となったクリスチャン」

聖書箇所 Iテサロニケ 1:1~7、Iコリント 13:13

こういうわけで、いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。

 

 テサロニケの教会が誕生したのは、使徒パウロによる二回目の伝道旅行でした。当時テサロニケは、マケドニヤ地方の大都市であり首都でした。多くのユダヤ人が住み、ユダヤ人会堂もありました。パウロはこの地に3週間ほど留まり、福音を伝えました。しかし町のならず者たち暴動によって妨害を受けたので、パウロ達はアテネやコリントに福音を語りに行きました。Ⅰテサロニケ1章7節で、パウロは、テサロニケの教会を「マケドニヤとアカヤで模範となった」と称賛しています。なぜ数週間の短期間で彼らは模範の信仰者となったのでしょうか。同章3節で彼らが、「信仰の働き、愛の労苦、主イエスへの望みの忍耐」を持っていたことが分かります。彼らはならず者による迫害の中にあっても主イエス様への信頼に堅く立っていました。また同章6節では、彼らは自分勝手判断せず、素直にみ言葉を受け入れました。このようにして彼らは、模範となったのです。私たちも彼らを模範とした信仰者でありたいと思います。