12/8 主日礼拝「ヨセフの悩みと決断」

聖書箇所 マタイ 1:18~25

彼がこのことを思い巡らしていたとき、主の使いが夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ、恐れないであなたの妻マリヤを迎えなさい。その胎に宿っているものは聖霊によるのです。」

 

 マリヤは、天使ガブリエルから聖霊によって妊娠したことを知らされ、ヨセフにその事実を話した時から、ヨセフの苦悩が始まりました。最初ヨセフは信じられず、受け入れられませんでした。マリヤの妊娠が事実なら、マリヤが、別の男性と性的関係を持ったことになるからです。19節に「夫ヨセフは正しい人であって」と記されています。この意味は律法を守って来たと言うことであり、ヨセフが律法に従うなら、マリヤはみだらな女として離縁状によって追い出されることになります。また訴えれば、マリヤは有罪として石打ちの刑となるのです。彼が悩んでいた時、天使によってマリヤが妊娠したのは、神様のお力に拠ることが告げられ、また生まれる子は、ご自分の民の罪を贖うお方メシアであることが告げられたのです。そこでヨセフは、自分の罪を認め、神様の愛と憐れみにすがり、決断によって天使の言葉を受け入れたのです。このヨセフの苦悩と決断によって、主イエス様は歴史の中にお生まれりました