4/5 主日礼拝「わたしの契約の血」

聖書箇所 マルコ 14:22~31

それから、みなが食事をしているとき、イエスはパンを取り、祝福して後、これを裂き、彼らに与えて言われた。「取りなさい。これはわたしのからだです。」 また杯を取り、感謝をささげて後、彼らに与えられた。彼らはみなその杯から飲んだ。イエスは彼らに言われた。「これはわたしの契約の血です。多くの人のために流されるものです。」

 

 受難週を迎えました。この箇所は、主イエス様が弟子たちにパンと杯を与えられた主の晩餐の所です。特に主イエス様は、弟子たちに与えられた杯を「わたしの契約の血」だと言われました。「契約の血」とは、旧約時代イスラエルの民が、神様と契約を結ぶ時や罪の赦しの時、犠牲の動物の血を注ぎかけました。しかしどんなに犠牲の動物の血を注いでも、動物の血では、人の心をきよめ、罪を洗いきよめることは出来ませんでした。ですから主イエス様は、動物の血に代わり、ご自身の血を十字架で流されました。このようにして全人類の罪とけがれをきよめ赦されたのです。それで「わたしの契約の血」と言われたのです。主イエス様の十字架の血だけが、私たちの罪汚れをきよめ赦すのです。