4/19 主日礼拝「経験の共有」

聖書箇所 申命記 4:9、10

ただ、あなたはよく気を付け、十分に用心し、あなたが自分の目で見たことを忘れず、一生の間それらがあなたの心から離れることのないようにしなさい。そしてそれらを、あなたの子どもや孫たちに知らせなさい。

 

<渡部和彦師>

この聖書の箇所で、神からイスラエルの民に対する重要な内容が語られている。

彼らがホレブの地でで見たことは、主が火の中で民にご自分の契約を告げられて、行うよう命じられた、二枚の石に書き込まれた十のことばであった。ほとんどのことはモーセを通して伝えられたが、このことは神が自ら民に伝えられた。民は神から十戒を授けられて、確かに神の臨在を体験した。そして十戒によって神を畏れ尊び従うことを、子や孫にも繰り返し伝えられた。

「よく気を付け、十分に用心し、あなたが自分の目で見たことを忘れず、」

イスラエルの民がホレブの経験を伝えたように、私たちも自分たちが救われたことや、神の約束のみ言葉に生きて結びつけていることを次の世代に伝えていくことが重要である。イエス様によって救われた事実は、個人的なことではなく、神がすべての人に望んでいることであり、他の人とも分かち合うことが求められている。