聖書箇所 創世記 37:1~20
ヨセフは彼らに言った。「どうか私の見たこの夢を聞いてください。」
ヨセフは2つの夢を見ました。最初の夢は、立ち上がった自分の束に、兄たちの束が伏し拝みました。次の夢は、太陽と月と11の星が、ヨセフを伏し拝んだものでした。当時の社会において、夢は神が特別なことを伝えると理解されており、ヨセフが見た夢も、将来家族が自分を伏し拝むことになると理解されました。その後ヨセフは、自分が見た夢によって、兄たちから反感を買い、兄たちに殺されそうになりましたが、ミデアンの商隊に売り飛ばされることになりました。こうしてヨセフは、奴隷の身となってエジプトに連れて行かれました。しかしこの様な中にも、神様はヨセフと共におり、ヨセフの命は守られ、奴隷の身ではあっても新しい地エジプトが備えられて、神様の守りのみ手があったのです。