12/13 主日礼拝「主の熱心による」

聖書箇所 イザヤ 9:6,7

ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり。その名は、「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」と呼ばれる。その主権は増し加わり、その平和は限りなく。ダビデの王座に着いて、その王国を治め、さばきと正義によってこれを堅く立て、これをささえる。今より、とこしえまで。万軍の主の熱心がこれを成し遂げる。

 

 預言者イザヤは、クリスマスに誕生される主イエス様(メシア)がどのようなお方であるかを預言しました。この預言は、紀元前8世紀半ば、南ユダ王国アハズ王の時代に、アッシリヤ帝国と北イスラエル王国が同盟軍を結成し、南ユダ王国に侵入した時、預言者イザヤは、「恐れることはない」「わたしたちのためにみどりごが生まれる」と言う希望と救いのメッセージを王と民に伝え、励ましました。さらに、みどりごの誕生は、「万軍の主の熱心がこれを成し遂げる」と預言しました。万軍の主の熱心とは神様の愛と憐れみです。こうして神様は、その預言のとおりに最初のクリスマスにご自身の熱心である神様の愛と憐れみによって独り子なる主エス様をお与えになられたのです。