'21/1/31 主日礼拝「神がおられた」

聖書箇所 創世記 28:15、16

ヤコブは眠りから覚めて、言った。「まことに主はこの場所におられる。それなのに、私はそれを知らなかった。」

 

 族長ヤコブは若かりし頃、兄エソウが受けるはずであった長子の権利をだまし奪い取りました。その結果兄は、ヤコブを殺そうとしました。そこで彼は、叔父のラバンの元に逃亡しました。ある夜たった一人で野宿し、夢を見ました。それは、天にまで届く梯子があり、そこを神の使いが上り下りしており。その光景の中神様は、ヤコブに語り掛けられました。それを聴いた時、ヤコブは、「まことに主はこの場所におられる。それなのに、私はそれを知らなかった。」と叫びました。彼は、「ここに神様が臨在し、その神様が自分を守っておられる」ことを体験し悟ったのです。ヤコブは、気が付きませんでしたが、どんな時も神様は、そこに共におられ守られました。私たちもヤコブの様に神様の臨在と神様のお守りに気が付かないことがあります。私たちは、日々の歩みの中で、「まことにこの場所におられる」と気が付くならば、そこで神様からの豊かな慰めと励まし、魂の安らぎ与えられます