'21/4/18 主日礼拝「聖書における埋葬」

聖書箇所 創世記 50:12~14

こうしてヤコブの子らは、命じられたとおりに父のために行った。その子らは彼をカナンの地に運び、マクペラの畑地のほら穴に彼を葬った。そこはアブラハムがヘテ人エフロンから私有の墓地とするために、畑地とともに買いとったもので、マムレに面している。

 

 聖書における埋葬の形態は、族長ヨセフによる父ヤコブの埋葬に見ることが出来ます。

ヨセフは、父ヤコブの遺体をエジプトからカナンの地まで運び、マカベラの洞窟に埋葬しました。この洞窟の墓は、かつてアブラハムが購入し、すでにアブラハムと妻サラが葬られました。またその息子イサクと妻リベカが埋葬されていました。それでヤコブは、ヨセフに自分をここに葬る様に命じました。こうして彼らは、族長として同じ墓に、遺体を並べて埋葬されたことが分かります。今日では諸事情によってお墓を持たなかったり、墓の心配をされる方もおられます。その様な中で、クリスチャンとしてキリスト教のお墓に入ることを希望する方や、教会で心配なく遺骨管理して頂きたいなどの要望もあります。私たちは、一人一人が神様の素晴らしい創造に与かった者で尊い者であり、神の家族、教会の兄弟姉妹とされた者ですから、一緒に埋葬されることは幸いなことなのです。教会そのような要望に答えて行くことが必要とされています