'21/5/9 主日礼拝「マグダラのマリア」

聖書箇所 ルカ 7:47、8:1~3

ですから、わたしはあなたに言います。この人は多くの罪を赦されています。彼女は多く愛したのですから、赦されることの少ない者は、愛することも少ないのです。

 

 母の日にちなんで、聖書の中には素晴らしい女性が多く登場しますマグダラのマリヤもその一人です。彼女は、主イエス様によって7つの悪霊を治してもらったとあります。多くの悪霊を持っていたと言う意味です。日本では悪霊から「狐が憑く」など精神的な錯乱を連想しますが、ここでは心の病気であったと考えられます。彼女は、数多くの心の病気で、悩まされ苦しんでいましたが、主イエス様によって癒され、他の女性たちと同様に、自分の財産をもってイエス様に仕えていたのです。このようなマグダラのマリヤに、主イエス様は復活のお姿を誰よりも先に現されました。母マリヤではなく、弟子達でもなく、彼女に現されたのです。それはマグダラのマリヤは、七つの悪霊を癒されたことから、最も主イエス様をお慕いし、愛していたからです。彼女こそ、多くを赦されたことでより多く主イエス様を愛したのです。