'21/11/7 主日礼拝「共に戦う」

聖書箇所 士師記 1:1~7

ユダは自分の兄弟シメオンに言った。「私と一緒に、私に割り当てられた地に上ってください。」

 

 指導者ヨシュアによって導かれたイスラエルの民は、約束の地カナンに導き入れられ、主要な町々を征服し、相続地を割り当てられました。しかしその後のイスラエルの民は、神様を忘れ、主に頼らず、その地の偶像を礼拝するようになり堕落したのです。そこで神様は、苦しむ民を解放し、救うために裁き司である士師を遣わされました。この箇所には、共に戦うユダ部族とシメオン部族が記されています。当時南部地方を支配していたカナン民族と戦わなければなりませんでした。神様から戦うように命じられたユダ部族は、シメオン部族に共に戦うように要請しました、シメオン部族は、彼らの要請に答えて共に戦いました。彼らが共に戦った理由は、彼らが兄弟関係であり、また戦うことが、神様の御心だったからです。ここから私たちは、自分の考えや、思いにとらわれずに、神様の御心に従って共に戦い、困難を克服していくことの大切さを覚えたいと思います。