'21/11/21 主日礼拝「仰ぎ見よう」

聖書箇所 民数記 21:8

すると主はモーセに言われた。「あなたは燃える蛇を作り、それを旗ざおの上に付けよ。かまれた者はみな、それを仰ぎ見れば生きる。」

 

 この箇所には、エジプトを脱出したイスラエルの民が、自分たちを導く指導者モーセと神様に対して、不平不満を言った姿が記されています。民は、「パンも水もない。私たちをこの荒野で死なせるのか」と非難しました。その時神様は、民に向かって燃える蛇を持って、民を裁かれました。多くの民が、蛇にかまれて死んだのです。そこで民は、神様に救いを求めました。その時神様は、「青銅の蛇を作り、それを旗さおの上に付け、それを仰ぎ見ればきる」と命じられたのです。そこで目の前に高く掲げられた青銅の蛇を見た時に、民は救われました。民が救われたのは、罪の自覚があって、神様に救いを求めて、指示に従い青銅の蛇を仰ぎ見たからです。私たちの信仰の歩みにおいても、罪に対する自覚と信仰を持って主の十字架を仰ぎ見るならば、救いが与えられます