'21/12/19 クリスマス礼拝「飼葉桶に生まれたお方」

聖書箇所 ルカ 2:1~7

身重になっているいいなずけの妻マリヤもいっしょに登録するためであった。ところが、彼らがそこにいる間に、マリヤは月が満ちて、男子の初子を産んだ。それで、布にくるんで、飼葉桶に寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。

 

 クリスマスおめでとうございます。聖書が伝える最初のクリスマスは、貧しいクリスマスでした。クリスマスに主イエス様は、貧しくなられて誕生されたのです。主イエス様は、飼葉桶をベッド代わりにしてお生まれになりました。当時、ユダヤのベツレヘムは、住民登録のために多くの人で溢れて、宿屋は満杯で、出産まじかの彼らには泊まる所などありませんでした。そこで主イエス様は、家畜小屋の様な所にあった飼葉桶にお生まれになったのです。本来なら、王の王、主の主としてお生まれになるべきお方です。しかし黄金のベッドでもなく、誕生祝の品もなく、ただ家畜で汚れて悪臭の飼葉桶でお生まれになられたのです。主イエス様が、全てを捨てて貧しくなって生まれになったのは、神様の愛を示すためでした。主イエス様は、人間イエスとして、罪の満ちている世界にお生まれれたのです。これが、聖書が伝える本当のクリスマスです。