聖書箇所 ヨハネ 10:1~7
そこで、イエスはまた言われた。「まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしは羊の門です。」
7節で主イエスは、ご自分が羊の門であると言われました。この時代、羊を飼う職業は、特別の仕事ではありませんでした。当時、羊はヤギと共に財産であり、共同の羊舎で飼育されて、そこには、一か所だけ門があり、門番が門のカギを所有しました。羊飼いは夕方になると、門から羊を入れて獣から守りました。また主イエス様が言われる様に、門を通らないで、囲いを乗り越えて羊舎に入る者は、泥棒であり危害を加えます。3~5節には、羊飼いについていく羊の姿があります。羊は、羊飼いの声を聞き分けて、その声に聴き従っていきます。主イエス様は、羊を獣や泥棒から安全に守る門です。そして私たちも羊と同じように、主イエス様のお声を聞き分けて、そのお声に聞き従うことで守られます。