'22/7/31 主日礼拝「千年も昨日のように」

聖書箇所 詩篇 90:4

まことに、あなたの目には、千年も、きのうのように過ぎ去り、夜回りのひとときのようです。

 

 聖書には、一般的な知識で理解するのに困難な箇所があります。その一つは神様が、天と地を創造された時、7日間で行われたことを、どう理解したら良いのかということです。まずは、「1日」を今日のように文字どおり24時間と考える立場です。この立場では、聖書が7日で創造されたと宣言しているのだから、疑問を持たず、文字どおり受け入れていくという立場です。しかしそのように考えることに、どうしても疑問が残るのです。そこで「ある一定の期間」と考える立場です。こは、詩篇の箇所が示すように、「千も昨日のよう」と言われていますので、「ある一定の期間」を想定するのです。この立場の問題点は、「ある一定の期間」をどう設定するかによって意見も分かれます。この様な自分たちの認識で理解できないような箇所は、非常に繊細なので早急な解を求めることなくまた単に反対や疑うことに集中しないで、より深くみ言葉に信頼することが大切です。