'22/8/21 主日礼拝「恵み深い扱い」

申命記 15:18

彼を自由の身として去らせるときには、厳しくしてはならない。彼は、六年間、雇人の賃金の二倍の分あなたに仕えたからである。あなたの神、主は、あなたのなすすべてのことにおいて、あなたを祝福してくださる。

 

 神様は、イスラエルの指導者モーセに、同胞の民に対して配慮し、恵み深い扱いをするように命じられました。特に経済的困難で奴隷となった者は、7年目には、律法に従い、奴隷から解放するように規定されたのです。このことは神様の恵み深い扱いによったのです。さらに奴隷から解放される時、これからの生活に困らないように、相応の報酬を与え、配慮するように規定されました。これも神様の豊かな恵み深い取り扱いだったのです。ここまで神様が命じるのは、今までイスラエルの民も、エジプトで奴隷であったからでした。しかし今、神様の贖いによって奴隷から解放されたのです。ですから神様は、イスラエルの民に、神様の贖いの業を決して忘れることがないように、心に留めて感謝するためであったのです。私たちも神様から与えられた多くの恵みを心に留めるとともに、他の人への配慮や心配りを実行する者でありたいと思います。